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第5回日本喘息学会総会学術大会

会長挨拶

会長 佐野 博幸
近畿大学病院 病院長補佐
アレルギーセンター教授

 この度、第5回日本喘息学会総会学術大会の会長を拝命し、2024年7月13日(土)から14日(日)に大阪リーガロイヤルホテルにて開催させて頂くことになりました。
 一般社団法人日本喘息学会 (Japan Asthma Society: JAS) は、2019年12月23日に気管支喘息及びその類縁疾患の研究発表、知識の交換を行い、気管支喘息の疫学、病態、診断、治療の進歩、普及、啓発を図ることを目的として設立されました。学術大会は第1回を2020年8月に東田有智理事長が大会長として開催されて以降毎年夏に行われ、今年は再び大阪の地で5回目として開催させていただきます。
 我が国の喘息患者数は800~1000万人と推定される非常に患者数の多いcommon diseaseです。これら多くの喘息患者を現在の呼吸器、或いはアレルギー専門医だけで診ることは不可能であることは明白であり、非専門の一般診療医の先生方が診ているのが現状です。そこで、これらの一般診療医の先生方にとって、喘息の診断、治療について、簡便で理解しやすい実践的なガイドラインの作成が必要と考え、2021年に『喘息診療実践ガイドライン』(Practical Guidelines for Asthma Management:PGAM)を作成し、その後、毎年改定がなされてきました。また、喘息の克服に向けて喘息専門医制度が設立され、さらにコメディカルの先生方に向けて吸入エキスパートの認定も令和6年度から開始されます。このように日本喘息学会は、設立の理念に従って非常にアクティブに短期間に実績を残している学会であり、本学術大会での研究発表やシンポジウムなどでの活発な討議も、本学会の目的を果たすうえで非常に重要なイベントとなっています。
 本会のテーマは「Asthma Expertと創る喘息の明るい未来」です。現在、喘息死は1000人程度に減少しましたが、依然としてコントロール不十分や不良が多い状態です。PGAM2023で示したClinical Remissionを目指すための幅広い、最新の知識が得られるように、病態、診断、治療に関連する多くの教育講演、シンポジウムを組ませていただき、また、World Asthma Dayや市民公開講座も組み入れて躍動的な会になるように努めさせていただきます。
 今回の開催形式は、活発な意見交換を交わし有意義な学術大会にしたいと考えておりますので、オンサイト(現地開催)のみの開催を考えております。多くの先生方にご参加いただき実りある大会になりますよう、奮ってご参加していただきますようにお願い申し上げます。 末筆ながら、皆様方の益々のご健康とご繁栄を祈念申し上げます。

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